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所長のつぶや記

2012年1月  年の初めに

明けましておめでとうございます。

 

 

昨年はわたしたち日本人がひとりひとり、その生き方を根源から考え直すことを迫られた1年でした。この年が本当に平和で穏やかな日々であることを祈らずにはおられません。

年があらたまり、多くの方が今年の目標を新たにされたことと思います。

 

 さて、昨年の当センター受診者の皆様の検査データの中から生活習慣病に関する項目についてまとめてみました。

 脂質異常症をはじめとして多くの方々に要注意のマークが付きます。下のグラフは疾患別に表示しましたが、全体の半数を優に超える方々がこれら3項目のうちのいずれかを有しておられます。

 これを年代別に見ますと当然ながら、加齢とともに異常値を占める割合は高くなって行きます。

まず高血圧については各年代ともに未治療のままにされている方が多く、気になるところです。

 糖尿病予備軍になるとさらにこの傾向は強くなります。

 

そして脂質異常症を認めながら未治療の方はすべての年代にわたって非常に多くなっています。

 

 

 こうして無症状の、いわゆる生活習慣病のリスク因子を抱えたままで30代から50代を送り、定年を迎える60代以降に至って心臓病や脳血管障害という「目に見える」病気となって現われる方が、多くなっているのが明らかにわかります。

 若い頃、そして管理職として中年から壮年期を忙しく働き、挙句、定年を迎える時期になって症状を持つ病気に襲われ、その後長期間、病いと付き合あわされるというこの現実、どう捉えたらよいのでしょうか?

 症状が出てからでは遅いのです。年の初めにあたって、今一度、将来の病気のリスクとなる要素について、ご自分の健診結果をご確認なさってください。

 そして正確習慣で注意を払うべき点をどうぞ気持ちあらたに、肝に命じてみられることを強くお勧めするものであります。

まだまだ寒さはこれからです。どうぞご自愛ください。

 

龍神に誓いたてたるこの朝(あした) あらたまりけり 年も心も